思い出の家具の雰囲気を残した特注家具。
ホームページからお問い合わせをいただいたお客様。
木の雰囲気がお好みということで突板を2種類使う方針を決め、デザインと使い勝手について打ち合わせていきました。
最終的に面材は、昔気に入って使われていた家具の配色に近いメープルとウォールナットに決定しました。
詳細
吊り戸棚と下台のセパレート型食器棚。
天板と吊り戸棚を同じメープル材にすることで一体感を作っています。
既存の機器は位置を事前に確認して避け、家具を取り付けました。
吊り戸棚の内部はポリエステル化粧板。光の加減で白っぽく見えますが、グレージュのような色味です。
好評の、地震の際に扉をロックする耐震ラッチを付けています。
下台はウォールナットで製作しました。
炊飯器収納部を含め、内部材は吊り戸棚の内部と同じグレージュのポリエステル化粧板です。
炊飯器収納部の左側には備蓄品などを雑多にしまうことができる開戸収納を設けました。
天板下右側はスライド作業台になっており、天板を家電で埋めても、必要な時にはちょっとしたものを置くスペースをつくることができます。
取手はJ字型の掘り込み手掛けにしており、木の手触りが気持ちの良い仕様です。
天然木の優しい雰囲気と豊富な収納力を併せ持つ特注食器棚になりました。
【特注食器棚】
仕様|メイプルおよびウォールナット突板ウレタン塗装
寸法|W1,518 D362〜485 H660〜950mm
価格|約63万円(運搬設置・電気工事費込)
2024年4月@江東区,木場