間接照明内蔵の大型造作家具
中古マンションのリフォームに合わせてお納めした、リビング・ダイニングの壁面収納です。
壁の大半を家具が占めるため、クロスを貼る面も少なくなり効率の良い施工ができました。
リフォームの間取り計画と並行して打ち合わせたことで、必要な収納容量や用途を明確に想定した無駄のない設計になっています。
詳細
ダイニングとリビングの端から端まで一面を埋める大型の壁面収納。
上部にLEDを組み込み、間接照明にしています。
最もキッチンに近い右端はダイニングボードとして使う想定で、カウンターを設けました。
カウンターのすぐ下はカトラリーや文房具を入れる引き出しになっています。
中央の区画はテレビボードの仕様です。
電源を取るためのコンセントと、下の収納区画に収めた関連機器とテレビを繋ぐための配線穴を設けています。
現在お使いのテレビから、将来的に少し大きく買い替えても問題ない寸法で設計しています。
下段の収納は引き出しよりも収納容量を多く確保できる、フラップ扉の仕様です。
コンクリートの柱がある部分は奥行きが変わるため、本棚を想定した浅めのオープン棚にしました。
最も窓に近い左端の区画は奥行きがあるため、ラフに様々なものを収納できるよう扉付きの納戸仕様になっています。
表面は胡桃の突板で仕上げ、内部はポリエステル化粧板を採用しています。
棚板は基本的に可動式です。
床とも離れすぎない色味で穏やかな雰囲気の胡桃を使うことで、大型ながら圧迫感を抑えた家具になったかと思います。
今回はリフォームのタイミングでの設置でしたが、既にお住まいのお宅でもスケジュールを調整して住みながらの設置施工が可能です。ご検討中の方はぜひ一度ご相談ください。
【特注リビング・ダイニングボード】
仕様|日本胡桃突板(一部無垢)クリアウレタン仕上げ、ポリエステル化粧板
寸法|W4,223 D260/460/480 H2,100mm
価格|約85万円(運搬設置費込み)
2025年11月@文京区,千駄木





