現地で想像を膨らませながら設計
新居の戸建てに必要な家具をいくつかオーダーメイドしたいと電話でご相談をいただいたお客様。店舗での打ち合わせで概算費用をご確認いただいてから、現地内覧に同行しました。
この記事では、お料理の腕がプロ並みの御母様のご希望を反映したカップボードをご紹介します。
詳細
お持ちの家電を納めたい位置をもとに、使い勝手から設計した変則コの字型カップボード。
材質はメラミンおよびポリエステル化粧板で、一緒にご注文いただいた洋室の家具と材料を統一してコストを抑えています。
吊り戸棚は、正面に立ったときの圧迫感を軽減するため、カウンター部分の上部は奥行きを縮めています。
内部は可動式の棚板で、扉には地震の際に扉をロックする耐震ラッチを取り付けています。
扉の開閉範囲に照明や感知器などの干渉物がなかったので、幕板を設けず天井までの寸法を目一杯使って収納容量としています。
カウンターには家電を置き、余った範囲が作業スペースになる想定です。
得意料理に使う蒸篭を置くための飾り棚のすぐ下には既存のコンセントがあり、配線穴を通して右側の区画に電気を引きます。
右端の区画には電子レンジとトースターを置く想定で、それぞれの買い替え寸法に対応できるよう可動式の棚板にも配線穴を設けています。
少し扉が大きめのこの区画は、頻繁には使わないような調理家電や食器を仕舞うのに向いています。
下台の天板はコンクリート調のメラミン化粧板で、主張しすぎない柄が飽きずに使えそうということで採用されました。
左端はゴミ箱設置用のスペースで、上段にはゴミ袋のストックなどを仕舞っておく想定です。
中央の区画は三段の引き出し。最上段はカトラリー用で、あとの二段は器やお皿を重ねて仕舞える深めの設定になっています。
電子レンジのすぐ下にあたる右端の区画には炊飯器用のスライド収納を設けました。こちらにも深めの引き出しがあり収納力は十分です。
【特注カップボード】
仕様|メラミン・ポリエステル化粧板
寸法|W1,850 D360/480 H2,400mm
価格|約55万円(運搬設置費別途)
2026年3月@横浜市,青葉区





