オーダーメイドは金額調整も◎
今回は以前に家具をお納めしたお客様からのご紹介で打ち合わせがスタート。
新築マンションのオプション販売がいまいち希望に合わず、特注製作を検討されているとのことでした。
食器棚の天板や扉面材をキッチンと合わせて統一感を出したいということで、材料費でかかるコストを構造の調整で抑えるなどしてご予算に合わせていき、御見積りが確定しました。
詳細
天然石天板のカウンターと吊り戸棚で構成された食器棚。
キッチンと仕様を合わせるというご希望は多く、当社の場合、事前に品番や色柄が分かれば手配可否を確認してから御見積もりを出すことが可能です。
今回、表面材のウォールナット調メラミン化粧板はキッチンの面材と合わせることができませんでしたが、現地でカタログと見比べて近い色柄をお選びいただきました。カウンターにはカトラリー用に引き出しを2杯設け、その他の収納は開戸にしています。
引き出しよりも開戸の方がコストを抑えられるので、天板を天然石にした分、収納構造の簡略化でコスト調整を行っています。
右端の開戸はゴミ箱(袋を掛けるフレームタイプ)を収める想定から、底板のない構造にしました。
吊り戸棚は梁と天井の感知器への干渉を鑑みて、幕板を設けて位置を調整しています。
高さのある収納物はあまりないもののお皿等を豊富に仕舞うという想定から、安定性の高いプレート型の棚受けを使う可動棚にしました。
カウンター下収納はダイニングからの見栄えを考慮して、食器棚と同じ面材で製作しています。
収納したい物の寸法都合から、本体の奥行きをスペースいっぱいまで取り、扉だけがカウンターの前面に出る形で収めました。
【特注カップボード&特注カウンター下収納】
仕様|メラミン化粧板、ポリエステル化粧板、御影石
寸法|下記
・カップボード W1,468 D450 H2,195mm
・カウンター下収納 W2,260 D268 H813mm
価格|下記
・カップボード 約55万円
・カウンター下収納 約22万円
*運搬設置費込みの合計金額より単価換算
2023年4月@神奈川県,茅ヶ崎市