お気に入りの酒器を飾るために。
お電話で問い合わせをいただいたお客様。
ダイニングに酒器を仕舞う棚を作りたいというご希望で、店舗にてご持参いただいたスケッチをもとに構造を打ち合わせ、材質を決めていきました。
詳細
キッチンのカウンター下に寸法を合わせてすっきり収めたダイニングボード。
壁の段差に合わせて家具の幅を設定しました。
収納したお気に入りの酒器を眺められるよう、扉にはクリアガラスの窓を設けました。
＊反射の都合で一部写真にはぼかし加工を施しています。
材質はウォールナットで、正面は横目を通し、側面は縦目に切り替えています。
扉の手掛けは天然木の風合いを生かすため金物を使わず、小口を加工したJ型手掛けの仕様にしました。
想定する収納量に対して家具が大きいと、中にスペースが余っているのがガラス窓から見えてしまうため、背面の壁に固定する吊り棚にして下に空間を設けました。
ダイニングテーブルの真横なので、間を通るときなるべく窮屈に感じない仕様でもあります。
扉は跳ね下げ式で、ダイニングテーブルとの距離を考慮して段数と扉の割付を設定しました。
扉にはアーム金物を取り付けて、開閉の勢いを調節しています。
内側も含めて全面をウォールナットにしたことで、高級感のある仕上がりになりました。
【特注ダイニングボード】
仕様｜ウォールナット突板クリアウレタン塗装
寸法｜W1,622 D235 H734mm
価格｜約23万円（運搬設置費込み）
2025年5月@東京都,大田区
