お得意様からの新たなご相談。
キッチンの使い勝手と見栄えを向上させるため、限られたスペースを最大限に活用する食器棚を製作しました。
詳細
吊り戸棚と下台でセパレート型の食器棚。
レイアウト時点でどこに何を配置し、どう使うかを決めて製作しました。
天板には電子レンジとトースターを置き、他にスペースはとれない仕様。
その不便を補うため、引き出し内にスライド天板を取り付けました。
調理中の食材や食器等を一時的に置くようなスペースとして使えます。
炊飯器用のスライド収納は、既存の壁面コンセントから家電の後ろを露出で配線し、天板の隅に設けた配線穴から通して電源を確保します。
炊飯器収納の下は深めの引き出しで、ペットのご飯を仕舞う想定。
あらかじめ寸法を確認して、過不足なく収まるように製作しました。
右下はゴミ箱収納用のオープンスペースで、これもゴミ箱の寸法に合わせて設定しています。
取手はカーブが美しいカワジュンのハンドルで、天然木の表面材に良いアクセントとなっています。吊り戸棚は梁を避ける形状でピッタリに作りました。内部材は落ち着いた印象のダークグレーで、棚板は全て可動式になっています。
【特注食器棚】
仕様|タモ突板クリアウレタン仕上げ、内部ポリエステル化粧板
寸法|W900 D500 H2,204mm
価格|約35万円(運搬設置費込み)
2022年12月@文京区,千駄木