デザインも機能性も思い通りに
リビングのリフォームをご依頼いただいたお客様から、併せてキッチンの交換も承りました。
面材を統一したキャビネットも製作し、総合的なキッチンリフォームになっています。
詳細
壁一面のI型キッチン撤去し、ダイニング側にシンクを配置したL型キッチンカウンターを新設しました。
水栓の形やセンサーの有無など、メーカーカタログからお好きなものを選定いただき取り付けています。
シンク手前の最上段はタオル掛け付きで、内部に包丁差しを設けています。
シンクの右側、コーナー部分には食洗機を内蔵。扉をノックすることで開閉する人気の製品です。
天板は人工大理石で、こだわりの青い扉面材との相性を見比べながら数種のサンプルからお選びいただきました。
リムスタッフのオーダーキッチンは機器を自由に選択可能。お選びいただいた機器とその配管・配線スペースを確保した残りの部分を、引き出しにするか開戸にするかといったレイアウト検討を経て図面が完成します。
カウンター奥の棚は調味料等を置くためのもの。もともとのキッチンと使い勝手が大きく変わらないよう、打ち合わせの上設計しています。
ダイニング側から見た様子。
テーブル上で使用するコンセントをキッチンカウンターの下台に埋め込んでいます。ダイニングテーブルと壁面収納も併せてお作りしたことで効率の良い設計にできた、家具屋のリフォームならではのポイントです。
キッチンカウンターのコーナー部分をどう活用するかはよく悩むポイントですが、今回はダイニング側からアクセスできる空洞にしています。もともとこの辺りに猫ちゃんのトイレを置いていたため、リフォーム後もなるべく環境を変えずに使えるようにとの意向で、寸法を確認した上でスペースを確保しています。
カウンターの上には幅広の吊り戸棚を取り付けました。
冷蔵庫上は跳ね上げ式の扉にして、内部には可動棚を1枚設けています。
キッチンキャビネットも面材を合わせて製作しました。
背の高いキャビネットはパントリーと家電収納になっています。
家電収納の区画は観音扉が箱の内側にスライドして収まる仕様です。普段は常にオープンにしておき、来客時には扉を閉めて生活感を隠すという使い方が可能です。
上部は食器や買い置き品を仕舞うシンプルな収納棚です。
この窓は猫ちゃんが外を眺める特等席なので、キャビネットの高さを調整しました。右側にあった冷蔵庫の上もお気に入りだったことから、もとのレイアウトに近くなるように飾り棚を設けています。また飾り棚には夏場に小型扇風機を置くことも想定し、付近にコンセントを増設しています。
天板はキッチンカウンターと同じ人工大理石を使用しています。上段はカトラリーと食器を収納する引き出しです。
下段はゴミ箱収納スペースになっています。
事前に伺ったゴミ箱の寸法から、三つがすっきり収まるよう製作しました。
キッチンカウンターと食器棚を併せてご依頼いただいたことで、統一感のあるキッチンリフォームになりました。
【特注キッチン&キャビネット】
仕様|メラミン/ポリエステル化粧板、人工大理石
寸法|
・キッチン
シンク側 W1,840 D770 H850mm
コンロ側 W1,600 D760 H850mm
・キャビネット W1,608 D500 H2,360/1,010mm
価格|
・キッチン 約285万円
・キャビネット 約70万円
*養生、解体、撤去費別途
2023年12月@文京区,千駄木